2年に1度診療報酬の改定があり、令和6年6月1日から窓口負担額が変わります。
今回の改定では、抗生剤の適正使用に対する評価も盛り込まれており、当院は診療所では導入している施設が日本でもかなり少ないグラム染色を用いた検鏡検査を取り入れることでAccessに分類される抗生剤(耐性菌を誘導する可能性の少ない使用が推奨される抗生剤群)の処方率が上位30%に入っておりますので、「サーベイランス強化加算」「抗菌薬適正使用体制加算」を算定させていただくことになりました。
またマイナカードを推進するための「医療DX推進体制整備加算」、従業員の昇給にあてられる「外来・在宅ベースアップ評価料」も加わりますので、患者様には3割負担で約60円の負担増となってしまいますが、その分適正な診断・治療を提供させていただきますので、ご了承のほどよろしくお願いします。