2010年11月アーカイブ

ウイルス性胃腸炎と漢方薬

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感染症の話はにも書きましたが、季節によって流行が大きく変わります。
溶連菌は最近は少なくなり、ウイルス性胃腸炎が急に増えてきています。
ノロウイルスとかロタウイルスなどが冬場に良くはやりますが、今はノロウイルスが多いようです。

嘔吐、発熱が1,2日続き、下痢は3、4日続くことが多いようです。
たいていは水分補給などで軽快しますが、2日以上嘔吐で飲水も出来ないようなら、点滴治療が必要です。早めに病院にかかりましょう。

私もノロウイルスと思われる胃腸炎にかかったことがありますが、症状は1日だけでしたが、あの渋り腹といいますか、腹部症状は大変つらかったです(x_x) このときは漢方薬の五苓散が効いたのか飲んですぐに良くなりました。

私の経験上は、胃腸炎には漢方薬の五苓散はよく効くことが多いので、子供にでも出すことも多いです。
五苓散はシナモン用の独特の香りがあって、苦みもなく、子供さんでも飲みやすいように思います。

漢方薬は効くとか意味がないとかいろんな説がありますが、大まかに体を温める(葛根湯)とか、消化器症状(下痢便秘など)には西洋薬よりよく効くように思います。

でも、過信は禁物で、蓄膿が治るとか、アトピーや喘息などのアレルギーまで治るとかいうのは根拠に乏しいと思います。
「何にでも効く夢の治療法」なんてありません。
漢方の得意とする分野、西洋薬の得意とする分野をよく理解して使い分けるのが重要かと思います。

耳管開放症のセルフチェック

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最近ネットで調べて「私、耳管開放症かも」と思って受診される人が結構おられます。私が今非常勤で働いている病院ではほぼ毎日1,2人は来られます。
それだけこの病気は多いということなんでしょう。

自分で「耳管開放症かも」と思った場合、下記が当てはまれば可能性は高いです。
  • 自分の声が響く
  • 寝ていると症状はまし
  • 良くなったり悪くなったりを繰り返す
  • 鼻をつまんでつばを飲み込む(耳抜きする)と、症状が悪化する
逆に下記のような症状が当てはまれば、耳管開放症の可能性は低く、むしろ突発性難聴やメニエール病など、治療を急ぐ疾患である場合がありますので、早めに耳鼻科を受診して下さい。
  • 耳をふさぐと「ピー」とか「きーん」とか連続音(耳鳴り)が鳴っている
  • 寝ても起きても症状に変化がない

耳管開放症の診断は難しいこともありますが、これらの自覚症状の有無をお聞きすれば、かなりの確率で診断はつけられます。

ゆうき耳鼻咽喉科メイン

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