LED額帯鏡用 定電流電源の製作

LEDはハロゲンランプとは違い、電池に直接つなぐと電流が流れすぎてしまい破損してしまいます。
明るさの調節もしたいので、調光可能な定電流電源をいくつか作ってみました。

  1. リチウムポリマー電池を使い、額帯鏡に取り付けコードレスにしたもの


     


    重さは電池も含めて250gです。1日診察しても首が痛くなることはありませんが、電池固定に使っているマジックテープの端が耳後部にあたって痛くなることがあります。このあたりの改善策がなかなか思いつきません。

    電池はリチウムポリマー電池3.7V1000mAhのものを2つ並列で、下記のような回路構成です。電池は日本橋のデジットという店で1つ470円で売られていました。部品代は全部で4000円ほどです。

    回路図:

    一番mainで使っています。
    長所:

    欠点:

  2. 単3電池x2本+昇圧回路


    上記の危険性回避のため作りました。
    LTC3490という専用ICを使います。1番目のものと同じくらいの大きさですが、最大出力が350mAと低めです。
    120mA出力でエネループx2で8時間くらいもちます。




    これも1番目のものと同様に、額帯鏡に取り付け、コードレスが可能です。
  3. 単3電池x3本 ポケットに入れるタイプ


    コードレスでなく、従来のLumiviewのように、電源をポケットに入れて操作するタイプのものです。
    頭が少し軽くなります。
    安全性と、バッテリーのもち、最高出力に優れます。回路図は、1番目のものと同じです。



    エネループ3本で、120mA出力時 約16時間、最高出力700mAです。
    知人の分を作ったときは、これで提供させてもらいました。

ゆうき耳鼻咽喉科ホームへ