ノート
スライド ショー
アウトライン
1
当科における上咽頭癌の治療成績
結城和央、北村守正、林正彦
(滋賀県立成人病センター)
2
対象
3
初診時状況
4
治療法
放射線単独治療(60Gy、外照射)
(主に1985年〜1987年): 3例
放射線(60Gy)
→ 化学療法2コース(CDDP, 5-FU, VDS)
(1987年): 1例
化学療法1〜2コース
→ 放射線 (60〜70Gy)
→化学療法1〜2コース
(1988年以降) :13例
5
Kaplan-Meier法累積生存率
6
新旧TNM分類
7
新分類によるTNM分類
8
新TNM分類による累積生存率
9
一次治療後の経過
10
まとめ
症状を自覚してから診断が確定するまで時間がかかることがあり、成人の頸部腫瘤、滲出性中耳炎には鼻咽腔ファイバー検査が必須である。
上咽頭癌は早期癌でも遠隔転移を起こしやすく、遠隔転移の予防が予後の改善に有効と考えられる。